音の工房リーベより 昔のブログ

ニングル

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ニングル

今日、倉本 聡さん(北の国からを書いた)の「ニングル」を読み終えました。
この本は、今の時代に生きる私たちに忘れてはいけないことを沢山教えて
くれるとても良い本でした。
この本は、本が大好きな小学校の先生をしていた親戚のおばさんの
オススメ本です。
 実は私、ドイツに行ってから本格的に森の妖精を信じるようなったんです。
というのも、友達のフランスからきたドイツ人 ヨハナの家に遊びに行った
時のこと。
ヨハナの妹と弟(4歳、5歳)が森に住む、森の精について少しだけ
教えてくれたんです。
「2人いて名前はね・・・と・・・で、髪はなくてね耳はとんがっているんだよ。」
(名前はフランス語だったんで、覚えられませんでした・・・)
その家というのは本当に森の中の一軒やで、隣の家は山のふもと。
周りは森。どこまで行っても森・・・森・・・そんな場所でした。
ある時、子どもの遊び場にもなっているところを通りかかった時、不思議な感覚を
覚えた。
「あれ?空気が違う。ある一箇所だけ何で、こんな優しい空気が流れてくるんだろう?」
それは2歩くらいの距離内だけの経験だったんだけれど、今でもあの感覚は忘れない。
その話をヨハナにしてみると、あそこに森の精が住んでるんだよって教えてくれた。
次の日に子ども達が森の精が住んでいるという木
に案内してくれた。
私には何も見えないけれど、確かにその場所は心地良かった。
ある時、ひとりの子と遊んでいると、突然、私の背後を凝視して立ち止まった。
内心私はドキドキ。
私「何か見たの?」 彼女「何にも!」
この会話で終わってしまったんだけれど、きっと見てたんだろうな~と今でも思う。
ヨハナが言うには、彼女も小さい頃、よく見てたんだとか。でも、大人になると見えな
くなってしまったらしい。
日本に帰ってきた際に、特殊な能力を持つある知り合いに何も告げずその写真を見せ
ると、あ~2匹いるね~、ここに。
と正に住みかである木を指し、2匹という言葉も飛び出した。
私の中に雷に打たれたような衝撃が走った。
と、長くなってしまったけれどこんな経緯がありました。
ニングルの本の紹介というより、私の体験談を綴ったような話になってしまいましたが、
この本は読む価値があるものだと思います。オススメです!!

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