こんなに投資したのにな〜・・・・
これが私に対する父の口癖でした。(笑)
昨日は父の一周忌。
今になって、CD発売の日がこの時期でこのタイミングになった訳がやっとつかめました。
CDを春頃には・・・と思い動きながらも、実現できず。
決して怠けていたわけでもない。
10月は私にとって「生と死」という命を見つめる月。
息子の誕生した月(CD発売日)、そして父が旅立った月。
(父と息子2か月の頃)
そんな命を感じながらCDを届け、それぞれの命というものを
一緒に感じたかったんだなぁ〜と。
後付けのようだけれど、一番嬉しく納得がいっている。
父が息苦しそうにしている時に私が歌っているのを聴いて、父の顔がほころんだと母が嬉しそうに
言ってくれたのをきっかけに、PVの曲「祈り」を父が旅立つ直前まで何度も何度も耳元で歌った。
この曲は父や母のことを思いながら作った曲でもあるから、思いも強い。
お葬式でも映像に合わせて「祈り」とアルバムの中にある「再会」という曲を歌わせて
もらい、私なりの送り出しができて嬉しかった。
おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなった時と違い、
長い時間を共にしてきた近い人の旅立ちは想像とは全く違いずしっと重かった。
これが命の重さなのかな。
それを身を以て教えてくれた父に感謝した、そんな日でした。